歯列矯正と抜歯について

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歯列矯正をするとき、抜歯が必要になるというのはなんとなく想像ができます。ですが、実際に担当に歯科医師などから説明を受けるとなんと4本もの歯を抜かなければならないことがわかります。歯は1本抜くだけでもなんだかすごいことのように思えるのに、歯列矯正のためにどうして4本も健康な歯を抜かなければいけないのかと不思議に思う人もいるでしょう。
歯列矯正のために抜歯を行う場合には、一般的には前から4番目にあたる歯である「小臼歯」を4本抜きます。例え歯並びが悪いのは上の歯だけであって、下の歯には特に必要がないと思えるような場合であっても、普通は上下4本の第一小臼歯をすべて抜歯することになっています。なぜなら歯は上下の咬み合わせによって機能するものなので、もし片側一方だけや上下片方だけ抜歯をしてしまうと、抜いた方のカーブが反対側と非対称になってしまい、不自然な歯並びになってしまうからです。
歯列矯正は、見た目を単純によくするだけでなく、そのあとの生活の中でもきちんと物を咬むという仕草ができるようにすることが大切になります。そのため、歯列矯正においては一部だけを治すという方法はとることができません。
非対称な状態でアゴができあがってしまうと、体の左右のバランスが崩れてしまうので、肩こりやめまいといった不調が生じてしまうことがあります。もし歯列矯正を始めてから体の具合が悪くなったりしたときには、この左右のバランスの崩れが起きてしまっている可能性があります。